2007年 07月 02日
自立して 母の哀しみ 生身魂
「還暦の友」の1人から、思いがけずの葉書。病身なので、期待することはなかったが、ぎっしりと文面が綴られている。句作をする方で、密かに師と仰いでいるのだが、『亡母恋し 壁のなかにも 夏の日々』と贈られる。いつもと違う作風に戸惑ってしまった。母なるものの平明さに、今更のように驚きもする。誰にも母あり、その死あり、しかし人によってその死はかなり違う気がする。
by marry60
| 2007-07-02 08:44